このページでは、2019年度に実施された国家一般職採用試験(行政)の第1次試験合格ボーダー情報をまとめています。
国家一般職(大卒程度・行政)の得点計算・ボーダー予想
国家一般職の最終合格ボーダー情報(令和元年度)
目次(クリックで移動できます)
1次合格ボーダー情報
参考:「2019年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験) 合格者の決定方法」、「2019年度 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験) 合格点及び平均点等一覧」
北海道
【1次合格点:276】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
東北
【1次合格点:308】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
関東甲信越
【1次合格点:377】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
東海・北陸
【1次合格点:349】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
近畿
【1次合格点:394】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
中国
【1次合格点:340】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
四国
【1次合格点:352】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
九州
【1次合格点:343】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
沖縄
【1次合格点:299】
1次合格のボーダーは下表のとおりです。
地域別ボーダー予測
過去に実施された試験の「申込者数」、「採用予定数」、「基礎能力試験の平均点」、「専門試験の平均点」を用いて統計的手法により導き出された予測式に、今年度の予予測想される「合格最低点」、「基礎能力試験の平均点」、「基礎能力試験の標準偏差」、「専門試験の平均点」、「専門試験の標準偏差」を当てはめて計算したところ、今年度の第1次試験の地域別予測素点ボーダーは以下のとおりとなりました。
- 北海道:36点前後(287±11)
- 東北:42点前後(337±1)
- 関東甲信越:53点前後(419±3)
- 東海・北陸:46点前後(361±7)
- 近畿:43点前後(344±3)
- 中国:46点前後(365±5)
- 四国:43点前後(343±7)
- 九州:42点前後(335±20)
- 沖縄:37点前後(295±1)
※カッコ内は、予測される最低合格点
※あくまでも、過去に実施された試験の結果から得られたデータと自己採点結果アンケートに基づく予測にすぎません。妥当性の判断は各自の責任において行ってください
予測精度を高めるために、自己採点結果のアンケートにぜひご協力ください。
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予測ボーダーの算出方法
予測合格最低点
重回帰分析
はじめに示した予測合格最低点は、平成25年度以降(民主党政権以降※)に実施された試験のデータを用いて重回帰分析を行った結果として得られたものです。
※なぜ、対象を平成25年度以降に限っているかというと、民主党政権時は採用数が極端に絞られており、データとして含めるのは不適当であると判断したためです。
なお、重回帰分析とは、ある目的の変数について、いくつかの変数を用いて、予測(説明)しようとするときに用いられる推測統計の手法の1つで、ある目的の変数を算出するための予測式を導き出すものです。
ここでは、以下の各数値を用いて重回帰分析を行いました。
- 目的変数:「第1次試験合格最低点」
- 説明変数:「申込者数」、「採用予定数」、「基礎能力試験の平均点」、「専門試験の平均点」
※関東甲信越のみ「申込者数」と「採用予定数」
※関東甲信越では、説明変数を「申込者数」、「採用予定数」、「基礎能力試験の平均点」、「専門試験の平均点」とすると、説明変数を「申込者数」と「採用予定数」のみにした場合と比べて説明率が下がることに加え、予測されるボーダーが上がります。
地域別に重回帰分析を行った結果、以下のような予測式が得られました。
- 北海道:合格最低点 = -482.3908 + 申込者数 × 0.2199 + 採用予定数 × (-0.5244) + 基礎平均点 × 20.7168 + 専門平均点 × 10.1795
- 東北:合格最低点 = 558.0605 + 申込者数 × (-0.0463) + 採用予定数 × (-0.5897) + 基礎平均点 × (-3.5664) + 専門平均点 × 1.4311
- 関東甲信越:合格最低点 = 677.2991 + 申込者数 × (-0.0167) + 採用予定数 × (-0.0749)
- 東海・北陸:合格最低点 = 298.4959 + 申込者数 × (-0.0039) + 採用予定数 × 0.0835 + 基礎平均点 × 6.9219 + 専門平均点 × (-4.0591)
- 近畿:合格最低点 = -208.0382 + 申込者数 × 0.1178 + 採用予定数 × 0.4173 + 基礎平均点 × (-0.2538) + 専門平均点 × (-0.1243)
- 中国:合格最低点 = 102.3697 + 申込者数 × 0.1063 + 採用予定数 × 0.2004 + 基礎平均点 × (-0.0731) + 専門平均点 × 2.6381
- 四国:合格最低点 = -714.7858 + 申込者数 × 0.3053 + 採用予定数 × 1.1467 + 基礎平均点 × 26.0094 + 専門平均点 × 5.6973
- 九州:合格最低点 = -11.0007 + 申込者数 × 0.0439 + 採用予定数 × (-0.2599) + 基礎平均点 × 10.6460 + 専門平均点 × 4.2950
- 沖縄:合格最低点 = 18.2270 + 申込者数 × 0.1129 + 採用予定数 × (-0.6995) + 基礎平均点 × 16.0303 + 専門平均点 × (-2.5486)
これらの予測式に今年度の「申込者数」と、後述する方法により算出した「基礎能力試験の平均点」と「専門試験の平均点」の予測値を代入することで今年度の予測第1次試験合格最低点を得ました。
予測平均点と予測標準偏差
予測される「平均点」と「標準偏差」については、当サイトで実施している自己採点結果アンケートで得られたデータをもとに、以下の手順で算出しています。
- 当サイトが保有している自己採点結果に基づく「平均点」と「標準偏差」を各年度ごとに求める
- 各年度ごとに、手順で1.で得られた値と実際の「平均点」と「標準偏差」との差を求める
- 「平均点」、「標準偏差」それぞれの差の平均値を求める
- 今年度の自己採点結果に基づく「平均点」と「標準偏差」に手順3.で得られた値を足し合わせる
この手順により得られた値は、
- 平均点(基礎):19.634
- 標準偏差(基礎):5.003
- 平均点(専門):21.661
- 標準偏差(専門):7.323
となっています(2019年6月18日12:30現在)。
これらの数値をもとに、基礎能力試験、専門試験それぞれの予測標準点を求めて、はじめに示した合格最低点と比較することで、予測ボーダーの素点を導き出しています。
- 基礎能力試験の標準点を算出する式
- 専門試験の標準点を算出する式
標準点 = 10 × 2/9 × ((15 × (素点 – 平均点) / 標準偏差) + 50)
標準点 = 10 × 4/9 × ((15 × (素点 – 平均点) / 標準偏差) + 50)
予測精度を高めるために、自己採点結果のアンケートにぜひご協力ください。
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標準点を算出する式の括弧がひとつ足りなく無いですか。
ご指摘いただきありがとうございます。該当箇所を修正いたしました。
この結果を出すのに何人くらいの人数の結果をつかったのですか?
予測式の算出に関しては、過去6年分の試験のデータを使用していますので、過去6年分の全申込者のデータを使用しています。
また、今年度の予測平均値及び予測標準偏差の算出に関しては、過去3年分の自己採点結果アンケートのデータを使用していますので、累計でおよそ3000人分のデータを使用しています。
今年は25,000人ほど受けていると言うことですから、予想した合格点なども下がる可能性はありますね。ほんのちょっと足りなくて不安なものでして。