独学で試験対策を行っている受験生はもちろんのこと、予備校に通っている受験生でも、有用な参考書について知っておくことは、大事なことだと思います。


このページでは、教養試験対策におすすめの参考書について取り上げます。

法律系科目のおすすめ試験対策参考書(公務員試験)

経済系科目のおすすめ試験対策参考書(公務員試験)

行政系科目のおすすめ試験対策参考書(公務員試験)


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数的推理・判断推理・資料解釈

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数的処理系では、早く正確に解くためには、知っておくべき決まったテクニックというものがあります。そのテクニックを学べる参考書をここでは紹介します。


畑中敦子シリーズ

数的処理系の参考書として、公務員受験生から絶大な支持を受けているのが、畑中敦子によるシリーズです。数的処理・判断推理・資料解釈の各分野につき、それぞれ1冊で編集されています。
最新のシリーズは、ザ・ベスト プラスと銘打ったシリーズで、シリーズ全体で3冊出版されています。
畑中敦子のシリーズものの特徴は、解説がとても丁寧になされている点にあるといえます。


ただし丁寧すぎる解説は、まどろっこしいなどと感じて、合わないと思う人もいるかもしれません。そういった場合には、次に挙げる「関野喬のパターンでわかる」シリーズをおすすめします。



関野喬のパターンでわかるシリーズ

こちらも、畑中シリーズ同様、丁寧で分かりやすい解説が充実しています。畑中敦子のシリーズとは、また違った切り口の解説がなされているなど、畑中シリーズが合わないと感じた人には、特におすすめできます。


特に、空間把握を扱ったシリーズは、秀逸です。それまで空間把握の問題が苦手だったというような人でも、逆に空間把握が得点源になるといった場合が多々ありますので、空間把握の部分だけでも、見てみることをおすすめします。



過去問集

過去問集としては、「公務員試験 過去問新クイックマスター」シリーズをおすすめします。数的処理系の対策では、とにかく、様々なパターンの問題に触れることが、重要です。


数的処理系の問題を解くポイントは、いかに要領よくこなすか、です。公務員に限った話ではないですが、こなすべき事務量が多いので、これから公務員になろうとする人には、この要領よくこなせる能力が求められています。言い方を変えれば、1つの問題を解決するのに無駄に時間をかけないということです。


そのためには、やはり、あらかじめ様々な問題のパターンに触れておくことが必要です。そうすることで、未知の問題に出会ったときでも、既知の手法を用いて問題を解くことができるようになります。


ですので、数的処理系の参考書で、様々なテクニックを学んだ後は、そのテクニックを使いこなせるようになるため、ひたすら過去問を解くのがよいです。


そこでおすすめなのが、先に挙げたクイックマスターシリーズです。「新スーパー過去問ゼミ」シリーズは単に解法が載っているだけで、なぜそうなるのかの説明が不十分、と思われる場合が多いです。
それに比べて、クイックマスターシリーズは解説が丁寧ですので、過去問の数をこなす場合には、こちらをおすすめします。



文章理解

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文章理解では、現代文と英文の読解問題が出題されます。現代文、英文ともに、公務員試験対策用の参考書と言ったものは、特段あるわけではありません。
文章理解の参考書としては、大学入試用の参考書など、高校生向けの参考書が役に立ちます。


ここでは、現代文対策用と英文対策用、それぞれの参考書を挙げます。なお、ここで挙げる文章理解用の参考書は、主に大学受験用の参考書となります。

現代分用

正直なところ、現代文については、大学入試を受けた経験があれば、特別に対策する必要はないと考えます。古文や漢文については、なおさらで、そうしたことの対策に時間をかけるくらいなら、他の苦手な分野などに時間を割く方が効率がいいです。
それでも現代文の対策をするというなら、ひたすら過去問を解くのが良いと思います。


ですので、ここでは、1冊だけ参考書を挙げるにとどめます。

公務員試験 文章理解 すぐ解ける〈直感ルール〉ブック

この参考書では、「直感ルール」という呼び名で、文章理解の問題を早く正確に解くために必要な、文章の読み方をいくつかのルールにまとめています。


本書で、ルールを学び、実際にルールを使いながら問題を解くことで、より早く正確に文章理解の問題を解くことができるようになると思います。



英文用

速読英単語1必修編[改訂第6版]

大学入試用の参考書としては、定番といえるものなので、大学入試で使ったという人も多いのではないでしょうか。


公務員試験では、主に英語の長文が出題されます。英語を読んで理解するためには、やはり何よりもまず、基本的な英単語の意味が分からなければなりません。
「速読英単語」では、長文を読みながら、英単語が学べるという点で、一石二鳥の効果があり、公務員試験対策には、うってつけといえます。


速読英単語には、このほかにも、入門編や上級編が用意されていますが、公務員試験対策としては、ここで挙げた必修編だけやれば十分です。必修編が終わったからといって、上級編をやる必要はありません。上級編をやるぐらいなら、そのための時間を、他の分野の対策に費やした方が、効率的です。

速読速聴・英単語 Core 1900 ver.4

こちらも、速読英単語同様、長文を読みながら、英単語を学ぶタイプの参考書です。「速読英単語」との1番の違いは、こちらにはCDが付属していることです。しかし、このCD、こと公務員試験対策となると、CDで英語を聞く必要は全くありません。CDがついている分値段も張り、「速読英単語」の倍近い値段です。


ですので、私としては、公務員試験対策には「速読英単語」をおすすめしますが、公務員試験対策の他に、TOEICの対策も兼ねたいというような人には、こちらの「速読速聴・英単語」の方が向いていると言えます。



過去問集

数的処理系同様に、こちらでも「新スーパー過去問ゼミ」ではなく「公務員試験 過去問新クイックマスター」をおすすめします。
理由は、「新スーパー過去問ゼミ」では、文章理解と資料解釈が抱き合わせで1冊になっているのに対して、「公務員試験 過去問新クイックマスター」では、文章理解のみで1冊の過去問集となっているからです。


つまり、過去問集を使う1番の理由である、数をこなすということを考えるならば、「公務員試験 過去問新クイックマスター」の方がより適していると考えられるからです。
なお、解説については、「新スーパー過去問ゼミ」でも「公務員試験 過去問新クイックマスター」でも大きな違いはありません。



時事問題

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時事問題は、はっきりといって、対策ということが非常に難しいです。
つまり、出題範囲が非常に広く、どういう問題が出るのかという予想が立てづらいということです。


こうした時事問題の性質上、対策には、一般的な時事問題を広範囲に網羅している本が適している、ということになります。

朝日キーワード

多くの公務員試験受験生が使うのは、こちらの本ではなく、次に紹介する「速攻の時事」だと思います。
しかし、私としては、こちらの方をよりおすすめしたいです。


その年の要な出来事を、朝日新聞社の記者が分かりやすく解説しているので、公務員試験対策に限らず、一般常識を知っておくためにも、大変役に立つ本です。


朝日新聞社が編集している本だけあって、必要な情報について、過不足なくまとめられています。ですので、時事問題の対策に限らず、小論文対策としても、大いに役立ちます。
専門試験の勉強の合間の息抜きや、空いた時間を見つけて、読み進めることをおすすめします。


こうした本の特性として、はじめから順に読み進める必要はないですし、全てを通読する必要もありません。重要だと思う項目や関心のある項目から、読み進めていけば良いと思います。何度も繰り返して、目を通すとより効果的です。



公務員試験 速攻の時事

タイトルに公務員試験と銘打っており、多くの受験生が使っている以上、無視することはできません。各項目が簡潔に短くまとめられているので、試験開始直前に、ざっと目を通すのには向いています。


試験対策に十分時間が取れない場合や、時事問題の対策は軽くすませる程度でいいという場合には、おすすめです。


ですが、時間が十分に取れると言う場合や、しっかりと対策したいと言う場合には、朝日キーワードが本書の上位互換と言えるので、朝日キーワードをしっかりと使いこなせば、本書は特に必要ないとは思います。
そのような場合、余裕があるなら、目を通すという姿勢で良いでしょう。



過去問集

時事問題に特化した過去問集というものはありませんし、そもそも、時事問題の対策として、過去問の数をこなすというのは誤りです。時事問には、その年のホットな話題、最新の話題がでます。
ですので、いくら過去問を解いたところで、時事問題の対策をしたことにはなりません。


時事問題に関しては、上記で挙げた参考書に目を通すことが最大の対策になります。また、当たり前のことですが、日々のニュースに関心を持つことが大切です。
ニュースで扱われている話題に関連することについて、自分で調べて確認するということも時事問題の対策になるでしょう。

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最後に

ここで、おすすめしている各種参考書は、それを使えば必ず点数の上がるといったものではありません。加えて、どの参考書が合うかというのは、人それぞれ違います。


最終的には、自分でしっかりと見極めた上で、どの参考書を使うか決めて下さい。