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ここでは、国家一般職や財務専門官・労働基準監督官A、国税専門官について、総合点の内訳を確認する方法を紹介します。内訳の確認に役立つ一覧表を作成しましたので、どうぞご活用下さい。


このページで紹介する一覧表を使うことで、各試験種目の点数の組み合わせを、高い精度で推測することが可能です。

国家一般職(大卒程度)試験の総合点内訳確認ツール
国家一般職(大卒程度・技術)試験の総合点内訳確認ツール
国家専門職(国税専門官・財務専門官・労働基準監督官)試験の総合点内訳確認ツール


確認の手順

  1. 「総合点」を確認
  2. 「基礎能力試験」と「専門試験」の素点を基に、後述の表1(表3,6,9)から対応する「標準点」を確認
  3. 「総合点」から、「手順2.」で確認した「標準点」を引く
  4. 表2(表4,5,7,8,10)から、「手順3.」で得られた結果と合致する「標準点」の組み合わせを確認 (表4,5,7,8については、「標準点」が同じとなる組み合わせがいくつかあるので注意が必要)

※「基礎能力試験」と「専門試験」の自己採点結果が正しいことを前提としています。

国家一般職

地域別合格点

地域 北海道 東北 関東甲信越 東海北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄
第1次試験合格点 278 335 389 361 393 356 353 360 349
最終合格点 497 511 567 533 572 525 531 533 513

「標準点」一覧表

表1 「基礎能力試験」と「専門試験」の「標準点」組み合わせ
国家一般_最終合格
※「基礎能力試験」と「専門試験」ともに12点未満は足きり



表の中で、緑色の部分は、「論文試験」と「面接試験」で足きりにならない限り、どの地域区分でも最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


水色の部分は、面接が「C」ならば、「論文試験」が足きりとならない限り、どの地域区分でも最終合格が可能な素点の組み合わせになっています。


同様に、オレンジ色の部分は面接「B」、紫色の部分は面接「A」で、「論文試験」が足きりとならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせです。


なお、白い部分は、最終合格するためには「論文試験」と「面接試験」のそれぞれで、ある程度高得点が必要となる素点の組み合わせであり、赤い部分は、どの地域区分においても、足きりではないものの第1次試験で不合格となる標準点の組み合わせです。


表2 「論文試験」と「面接試験」の「標準点」組み合わせ
国家一般_最終
※「論文試験」で3点未満、「面接試験」でE評価はともに足きり



※表1、表2の数値は、下記リンク先を基に算出した数値となっています。
平成28年度 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験) 合格者の決定方法
平成28年度 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験) 合格点及び平均点等一覧

国税専門官

合格点

試験 合格点
第1次試験 286
最終 529

「標準点」一覧表

表3 「基礎能力試験」と「専門試験」の「標準点」組み合わせ
国税_最終合格
※「基礎能力試験」と「専門試験」ともに12点未満は足きり



表の中で、緑色の部分は、「専門記述試験」と「面接試験」で足きりにならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


また、水色の部分は、面接が「B」なら、「専門記述試験」で足きりとならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


同様に、オレンジ色の部分は、面接が「A」ならば、「専門記述試験」で足きりとならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせです。


なお、白い部分は、最終合格するためには「専門記述試験」と「面接試験」のそれぞれで、ある程度高得点が必要となる素点の組み合わせであり、赤色い部分は、足きりではないものの第1次試験で不合格となる標準点の組み合わせです。


表4 「専門記述試験」と「面接試験」の「標準点」組み合わせ
国税_最終(1)
※「専門記述試験」で30点未満、「面接試験」でD、E評価はともに足きり


表5 「専門記述試験」と「面接試験」の「標準点」組み合わせ
国税_最終(2)
※「専門記述試験」で30点未満、「面接試験」でD、E評価はともに足きり



※表3~5の数値は、下記リンク先を基に算出した数値となっています。
平成28年度 国税専門官採用試験 合格者の決定方法
平成28年度 国税専門官採用試験 合格点及び平均点等一覧

財務専門官

合格点

試験 合格点
第1次試験 307
最終 551

「標準点」一覧表

表6 「基礎能力試験」と「専門試験」の「標準点」組み合わせ
財務_最終合格
※「基礎能力試験」と「専門試験」ともに12点未満は足きり



表の中で、緑色の部分は、「専門記述試験」と「面接試験」で足きりにならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


また、水色の部分は、面接が「B」なら、「専門記述試験」で足きりとならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


同様に、オレンジ色の部分は、面接が「A」ならば、「専門記述試験」で足きりとならない限り、最終合格が可能な素点の組み合わせです。


なお、赤色い部分は、足きりではないものの第1次試験で不合格となる標準点の組み合わせです。


表7 「専門記述試験」と「面接試験」の「標準点」組み合わせ
財務_最終合格(1)
※「専門記述試験」で30点未満、「面接試験」でD、E評価未満はともに足きり


表8 「専門記述試験」と「面接試験」の「標準点」組み合わせ
財務_最終合格(2)
※「専門記述試験」で30点未満、「面接試験」でD、E評価未満はともに足きり



※表6~8の数値は、下記リンク先を基に算出した数値となっています。
平成28年度 財務専門官採用試験 合格者の決定方法
平成28年度 財務専門官採用試験 合格点及び平均点等一覧

労働基準監督官A

合格点

試験 合格点
第1次試験 366
最終 447

「標準点」一覧表

表9 「基礎能力試験」と「専門試験」の「標準点」組み合わせ
労基_最終合格
※「基礎能力試験」と「専門試験」ともに12点未満は足きり



表の中で、緑色の部分は、「面接試験」で不合格とならない限り、「専門記述試験」で60点以上が取れれば、最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


また、オレンジ色の部分は、「面接試験」で不合格とならない限り、「専門記述試験」65点~80点取れれば、最終合格が可能な素点の組み合わせとなっています。


なお、赤色い部分は、足きりではないものの第1次試験で不合格となる標準点の組み合わせです。


表10 「専門記述試験」と「面接試験」の「標準点」組み合わせ
労基_最終合格(専門記述)
※「専門記述試験」で60点未満は足きり
※「専門記述試験」で素点10点未満の端数は、5点以上を5点、5点未満を0点とすることが人事院の下記公表資料(平成28年度 労働基準監督官採用試験 合格点及び平均点等一覧)に明記されています



※表9、表10の数値は、下記リンク先を基に算出した数値となっています。
平成28年度 労働基準監督官採用試験 合格者の決定方法
平成28年度 労働基準監督官採用試験 合格点及び平均点等一覧