生活保護を受給している人たちの支援にあたっている神奈川県小田原市の職員らが不正受給は許さないという趣旨の文言が書かれたジャンパーを着て受給者の家庭を訪問していたことがわかりました。市は「不適切だった」として着用を禁止するとともに上司らを厳重注意としました。
引用元: NHK NEWS WEB「市職員が「不正受給許さない」のジャンパー 厳重注意」
ジャンパーにはローマ字で「保護なめんな」と書かれていたほか、英語で「不正受給は許さない」という趣旨の文言が書かれていたとのことです。
ジャンパーは、業者に製作を依頼してまとめて購入したあと希望する職員に販売されたとのことなので、職員がお金を出しあって作ったものだと考えられますが、ジャンパーに書かれていた文言には、やはり問題があったというべきでしょう。
また、そのジャンパーを着て生活保護受給者の家庭を訪問していたというのも、感覚がずれてしまっていると言わざるを得ません。
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小田原市の対応
市のHP上に生活保護における不適切な行為についてのお詫びというページが設けられており、市長によるコメントが掲載されています(2017年1月20日現在)。
Twitter上の声
最後に、Twiitter上での”つぶやき”をいくつか紹介します。
問題だとする声
「在籍する25人の大半が同じジャンパーを持っていた。」って、もう小田原市の福祉課にそういう空気が漂ってるってことでしょ。もう市政そのものの問題だし、これ大問題じゃないか。
— 生活保護ゾンビ (@seiho_zombie) 2017年1月17日
ひどすぎて言葉を失った。このような職員に支援される生活保護利用者のことを思うと許せない。しかも、小田原市生活保護担当職員の大半がこのジャンパーを持っているとは。。。→ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問 : 読売新聞
https://t.co/gLj0E9BE3u— 大西連 (@ohnishiren) 2017年1月17日
これ、非道いな。人権意識ゼロだと怒りを感じるけど、社会全体がこういうのを当然あるいはカッコいいと思わせる雰囲気が出来てしまっているんだよな。
ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問 : 読売新聞
https://t.co/lNSP0ynpQS— KaSuehiro (@KaSuehiro) 2017年1月17日
特に問題はないとする声
ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問 : 読売新聞
https://t.co/V3pdztNuW6
いや、正当に受給している方ならなんにも思わんやろ?
多少でも後ろめたく思うんなら、何かあるんさ。誰が養ってるかよく理解する必要があるよ。いいぞ!もっとやれだ。— みかさ@大洗1月21日+アイマス28日 (@mikasakonaka) 2017年1月17日
ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問 #SmartNews
言い方に問題があるかもしれないが、そこまで生活保護の不正受給がひどいということ。
トータルとしては間違っていない!! https://t.co/1Zbhj6gK9H— ひまわり (@bluemanta0928) 2017年1月17日
その他の声
ご本人たち。職場に必ず「生活保護手帳」あるでしょ。目次の次あたりに「実施の心得」的なページあるでしょ? 読んでみ? 何と書いてある? 保護をなめとるのは誰よ?>生活保護「なめんな」…小田原市職員がジャンパーに文言、世帯訪問時に着用 https://t.co/yPCiH0DlG1
— みわよしこ『おしゃべりなコンピュータ』 (@miwachan_info) 2017年1月17日
ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問 #SmartNews
これはマズイが、不正受給者が多いので、うっかり本音が出たな⁉︎ https://t.co/7M02T9ODL5
— takeru (@takeru59026978) 2017年1月17日