このページでは、公務員試験の勉強法に関する本や、勉強法全般に関する本について紹介します。
また、目を通しておくことで教養論文や面接の対策に役立つかもしれない、公務員について知るための本についてもあわせて紹介します。
気になる本があったら、ぜひ、実際に手に取って読んでみてください(ところで、電子書籍の場合にも手に取るというのでしょうか?)。
目次(クリックで移動できます)
勉強法に関する本
まずは、独学者と予備校利用者のどちらにも役立つと思われる勉強法について書かれた本について紹介します。
「公務員試験対策に特化した勉強法に関する本」と、「全般的な学習法に関する本」について紹介しますので、自分に合うと思った本があれば、試してみる価値はあります。
公務員試験の勉強法に関する本
その黄色い表紙から、通称「イエロー本」と呼ばれる公務員試験の勉強法に関する本で、主に独学者向けに書かれたものです。
”公務員試験対策といっても何から手をつければ良いのか分からない”といった場合には、まずは本書に目を通してみると、その悩みは解決するでしょう。
なお、教材ガイドに書かれていることをすべて鵜呑みにはせず、他の情報も参考にして適宜自分にあったものを選ぶようにすると良いです。
3か月で公務員試験に合格した著者による勉強法に関する本です。
他の勉強法に関する本よりも格段に安く、ためしに読んでみようという場合には一番おすすめです。
なお、こちらは、電子書籍版のみとなっていますので注意が必要です。
「公務員試験 スピード解説 憲法」や「公務員試験 スピード解説」、っそして「新スーパー過去問ゼミ」の著者による公務員試験の勉強法に関する本です。
上記の本が自分に合っていると思う人には、一読の価値があります。
本のタイトルにもあるとおり、地方公務員試験の対策に特化した内容となっています。
地方公務員試験を受ける予定なら、読んでおいて損はない1冊です。
「裏技」や「マル秘」という言葉が好きならば、読んでみてはいかがでしょう
全般的な勉強法に関する本
診療内科医である著者による医学的知識に基づいて書かれた勉強法に関する本です。
「科学的」や「根拠」のような言葉に魅かれる人におすすめです。
特に目新しいことは書かれていないかもしれませんが、それが万人に共通する効果的な勉強法を説いていることの証なのかもしれません。
公務員試験に限らず、求められている答えを導き出すために必要となるものは、「知識」と「ロジック」です。
「知識」のみでは応用問題に対応できませんし、前提となる「知識」なしに「ロジック」を構築することもできません。
より多くの「知識」を身につけるということは、より多くのことを「暗記」することとイコールです。
暗記力をつけたければ、次の本を試してみてはいかがでしょうか。
「集中力」や「やる気」がなかなか出ないという人におすすめの本です。
なお、見るだけで「見るだけで集中力が高まるカード」が付属しています。
限られた時間の中である一定のラインに到達するためには、取捨選択が必要となります。しかしながら、間違った取捨選択を行っていては目標が却って遠退きます。
試験対策のために適切な取捨選択ができる力をつけたいなら、本書がおすすめです。
公務員について知るための本
公務員の種類や、仕事の内容など公務員の仕事のイメージを掴むのに役立ちます。
1つ上で紹介した本が受験生向けに書かれているのに対し、こちらは実際に公務員となった人向けに書かれています。
現役の公務員向けに書かれているため、より具体的な公務員の仕事像を知ることができます。
少し古い本ですが、本書に書かれていることと、東京都が昨年(平成28年)度から新たに創設した「新方式(※)」の試験とを考え合わせて見るのも面白いかもしれません。
※専門試験・論文試験の代わりにプレゼンテーションが課される試験方式
国家公務員について知るための本
岩波ジュニア新書ということで、子ども向けに書かれた本ではありますが、内容的には公務員志望者が読むに足るものとなっています。
読むことで「行政」(主に国の)とはどういうものか、が再確認できる良書です。
官僚について知るための本
東大ではないけれど、官僚を目指す、そんな人はぜひ本書を読んでみてください。
東大卒で元経産省キャリアの方が書いた本で、実体験に基づいて書かれているため、今の日本で官僚になるとはどういうことか、が良く分かる1冊です。
財務官僚を目指しているなら、読んでみてはいかがでしょうか。
大使を目指している方なら必読の一冊です。
地方公務員について知るための本
マンガと文章を織り交ぜて書かれたエッセイで、読みやすい平易な文章により、中堅市役所職員の日常を垣間見ることができます。
市役所志望者の方におすすめです。