財務専門官・国税専門官・労働基準監督官Aの試験対策におすすめの参考書

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このページでは、国家専門職採用試験の対策に特化した参考書等を紹介します。「財務専門官」や「労働基準監督官A」、「国税専門官」の志望度が高い受験生は、ぜひ参考にしてみてください。


なお、このページでは、「専門科目」の参考書や「過去問集」、「面接対策」の参考書のみ扱っています。「教養科目」のおすすめ参考書については、教養科目のおすすめ試験対策参考書(公務員試験)をご覧ください。

専門科目用参考書

国家専門職の「専門試験」には、「択一試験」と「記述試験」があります。


試験種別に「択一試験」でのみ課される科目の参考書を紹介し、その次に「択一試験」と「記述試験」の両方で課される科目の対策用参考書を紹介する、という流れになります。

財務専門官・国税専門官

【LEC】財務専門官択一記述公開模試

【LEC】国税専門官択一記述公開模試

択一試験

「財務専門官」および「国税専門官」の「択一試験」でのみ課される科目として、「行政法」と「商法」について、参考書を紹介します。

行政法

「行政法」の択一試験対策としては、過去問演習をこなせば、十分です。
公務員試験の過去問集としては『スーパー過去問ゼミ』が定番ですが、「行政法」については、解説の点で『クイックマスター』の方が優れているため、こちらをおすすめします。



商法

「商法」は、他の多くの公務員試験では課されることのない、マイナーな科目です。
また、頻出分野がはっきりとしている科目なので、択一試験対策としては、下記の参考書を繰り返し学習することで十分、対応可能です。



専門記述試験

「財務専門官」および「国税専門官」の専門記述試験では、5科目中1科目を選択して解答します。
なお、それぞれの試験で課される科目は表のとおりとなっています。

試験種別 憲法 民法 経済学 会計学 財政学 社会学
財務専門官 ×
国税専門官 ×



それでは、各科目のおすすめ参考書を順に紹介していきます。

憲法

「憲法」の記述試験対策としては、下記の参考書をおすすめします。




上記の本で、不足していると感じるなら、こちらの本も併用するのが良いでしょう。




なお、択一試験対策には、『スーパー過去問ゼミ』が役立ちます。



民法

「民法」の記述試験対策については、下記の本をおすすめします。ただし、こちらの本は、「民法」と「行政法」を合わせて1冊となっているため、論点の数としては、不足していると言えます。ただし、「民法」をサブ科目として対策する場合には、これで十分だと言えるでしょう。


一方、民法をメインの科目として対策する場合には、『伊藤真の民法入門』を併用して、論点の数を増やすようにしましょう。




なお、択一試験対策には、『スーパー過去問ゼミ』が役立ちます。



経済学

「経済学」の記述試験対策としては、下記の2冊が記述対策には、役立ちます。


『新・経済学入門塾〈5〉論文マスター編』の方がやや内容が高度なので、まずは、『らくらくミクロ・マクロ経済学入門』を使ってみて、内容が不足していると感じたら、『新・経済学入門塾〈5〉論文マスター編』を使うようにすると良いでしょう。




なお、択一試験対策には、『スーパー過去問ゼミ』が役立ちます。



会計学

「会計学」の記述試験対策としては、『スーパー過去問ゼミ』で論点を確認しつつ、『らくらく会計入門』と『Vテキスト』をもとに、解答例を作るようにするのが良いでしょう。

財政学

「財政学」の記述試験は、「財務専門官」でのみ課されます。
「財政学」の記述試験対策については、『スーパー過去問ゼミ』で、論点について整理し、基本書をもとに、解答例を作るというやり方が良いでしょう。



社会学

「社会学」の記述試験は、「国税専門官」の試験でのみで課されます。
「社会学」の記述試験対策については、『過去問クイックマスター』で論点を確認しつつ、『Vテキスト』と『社会学が良く分かる事典』の2冊を併用して、解答例を作るのが良いでしょう。



労働基準監督官A

【LEC】労働基準監督官択一記述公開模試


択一試験

「労働基準監督官A」の「択一試験」でのみ課される科目としては、「刑法」があります。


なお、他の「憲法」や、「行政法」、「民法」、「経済学」、「社会学」といった科目については、「財務専門官」および「国税専門官」の試験対策参考書として紹介したものを参考にしてください。

刑法

「刑法」の択一試験対策としては、基本書とされる「山口厚」の『刑法』と過去問集が役立ちます。



専門記述試験

「労働基準監督官A」の専門記述試験では、「労働法」と「労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)」の2科目が課されており、それぞれ必答となっています。

労働法

「労働法」の記述試験につては、下記の2冊を使って、対策することをおすすめします。




なお、択一試験対策には、『スーパー過去問ゼミ』がおすすめです。



労働事情

「労働事情」の記述試験対策としては、下記の2冊をおすすめします。『Vテキスト』を中心に、足りない部分を『労働経済学入門』で補うようにすると良いでしょう。




また、「労働事情」対策については、『労働経済白書』を読み込むことも、有効なので、余裕があれば、目を通しておくと良いでしょう。

過去問集

国家専門職採用試験の過去問集には、大きく分けて2種類あります。1つは「実務教育出版」から出ている「過去問500」で、もう1つは公務員試験予備校の「LEC」と「TAC」から出ているものです。


「過去問500」については、「国家専門職」で一括りにされている上、収録されている問題が予備校から出ている過去問集のものと大差ないため、ここでは「LEC」と「TAC」の過去問集をおすすめします。

財務専門官・国税専門官

「財務専門官採用試験」は、平成24年度に新設された試験ですので、それ以前の過去問はありません。
しかし、試験が新設されて以降の試験問題は、「国税専門官」の採用試験問題と共通であるため、「国税専門官」の過去問をそのまま使うことができます。


TACから出ている過去問集には、直近3年分の過去問が収録されています。



一方、LECから出ている「国税専門官」の過去問集は、平成年19~平成23年までの5年分が収録されています。

労働基準監督官A

「労働基準監督官A」の過去問集についても、「LEC」と「TAC」から、それぞれ出ています。
「TAC」の過去問集には、直近3年分の過去問が収録されています。



「LEC」の過去問集には、平成19年~平成23年までの5年分の過去問が収録されています。

面接対策

ここでは、読んでおくと、面接で役立ちそうな本について、紹介します。

財務専門官

「財務専門官」の場合、「財務省財務局採用サイト」の財務専門官の採用案内ページ以上に、「財務専門官」の仕事内容について参考になるような本は見当たらないのが、現状です。


強いて言えば、「財務専門官」の仕事の1つである「財政融資資金の貸付」業務にかかわる内容について間接的に知ることのできる本があるくらいです。


「財政融資資金の貸付」業務には、地方自治体から上がってくる「財政融資資金」借入申込書類一式(参考:平成28年度財政融資資金地方資金借入申込書等書式集(Excel版)(Excel形式:367KB))に不備がないか、確認する作業(ヒアリング)があります。


その、「財政融資資金」の借入事務について、「地方自治体職員」向けに書かれているのが、下記の本です。あくまでも、「地方自治体職員」向けの本なので、「財政融資資金の貸付」業務について、間接的に知ることができるというわけです。



労働基準監督官A

法学書院編集部から出版されている『労働基準監督官の仕事がわかる本』は、具体的な業務内容を知るためにも、面接対策には必読の本であると言えます。
以下に、おすすめのポイントを挙げておきます。

  • 現役の労働基準監督官へのインタビューから、仕事の内容について具体記に知ることができる
  • 労働基準監督官に求められる人材像を知ることができる
  • 合格者の体験記が載っているため、独学者にとっては特に有益な情報が多い

そのほか、労働基準監督署を舞台としたマンガ「ダンダリン一〇一」や、そのマンガを原作としたドラマ「ダンダリン 労働基準監督官」もあります。


「ダンダリン」のDVDをレンタルするなら、宅配レンタルが可能で、30日間の無料お試しができる「TSUTAYA DISCAS」が便利です。



国税専門官

元国税専門官や、国税専門官を間近に見てきた記者によって、書かれた本を紹介します。
面接前に目を通しておけば、面接のネタになるものが何かしら得られるのではないでしょうか。




また、ドラマや映画の作品を見るのも、その仕事のイメージをつかむためには有効です。


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